Microsoftは7月16日(現地時間)、ChromiumベースのMicrosoft Edgeの最新安定版「Microsoft Edge 84」を公開しました。最新版は自動的に導入されますが「設定 > Microsoft Edgeについて」から手動で更新することもできます。
Edge 84の新機能としては、コレクション機能の強化や、PDF表示機能の改善、アクセシビリティ機能の強化、各種セキュリティアップデートなどが上げられています。
コレクションはWebサイト情報をまとめて管理することができるEdge独自の機能です。新バージョンではExcelにエクスポートする際のパフォーマンスが顕著に向上したたほか、コレクションのアイテムにメモを追加できるコメント機能が追加されました。コメントはアイテムに結びつけられ、コレクション内のアイテムを並べ替えてもアイテムに添付されたままになります。アイテムを右クリックして「コメントを追加」から呼び出すことができます。またコレクション内のメモの背景色も変更可能となっています。
内蔵のPDFリーダーも強化され、編集したPDFをコピーを作成せずにそのまま保存できるようになったほか、PDFの読み上げ機能も搭載されています。
そのほか、保存したデビットカードやクレジットカードにニックネームをつける機能や、フルスクリーンモードのマウスサポート、Internet Explorerモード(IEモード)の改善、TLS/1.0とTLS/1.1のデフォルト無効化などなどさまざまな変更が行われています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。