Microsoft Edgeは有害とみなされるファイルのダウンロードに関し厳格なポリシーを採用しています。
知名度の低い、一般的でないファイルや、その他ブラウザが有害とみなしたファイルをダウンロードしようとすると、ダウンロードを継続するかどうかのダイアログが表示され、ユーザーに再考を促していました。
しかし今回、Xのユーザー@Leopeva64氏は、Microsoft EdgeのDev版とCanary版で有害ファイルのダウンロードを確認するダイアログが表示されなくなっていると指摘しています。
The additional dialog that appears when downloading "uncommon" files or files that Edge considers "harmful" to the device no longer appears in Dev and Canary 🤔: pic.twitter.com/duqVj7a02Q
— Leopeva64 (@Leopeva64) October 18, 2023
Edgeの安定版では確認ダイアログが表示されるのに対し、Canary版では三点メニューから「Keep」を選択するだけでダウンロードすることができるようになっています。
同氏は「バグかもしれないし、Microsoftがこのプロセスを単純化したいのかもしれない」と追加でコメントして、意図的な変更ではない可能性も指摘しています。
変更後でも有害ファイルが自動的にダウンロードされるわけではなく、ユーザーが意図的に「Keep」を選択する必要があります。警告は1回だけすれば十分かもしれません。