MicrosoftはこれまでWindows 10の大型アップデートが公開されるたびにEdgeのベンチマーク結果を公開し、FirefoxやChromeといったほかのブラウザと比較して、いかにEdgeが優れているかをアピールしてきました。
Windows 10 Version 1809でも同様のブラウザベンチマークが実施され、EdgeがChromeより24%、Firefoxより94%もバッテリー持続時間が長いという結果がGitHubにて公開されています(Thurrott)。
テストはSurface Book上でHTML5のフルスクリーン動画をストリーミング再生し、バッテリーが切れるまでの時間を測定するというものです。Edge 18は16時間2分50秒だったのに対し、Chrome 69は12時間53分41秒(Edgeが24%長い)、Firefox 63は8時間16分20秒(Edgeが94%長い)と、Edgeが圧勝しています。
Browser | Duration | Edge Advantage |
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Edge 18 | 16:02:50 | |
Chrome 69 | 12:53:41 | Edge lasts 24% longer |
Firefox 63 | 8:16:20 | Edge lasts 94% longer |
ただし今回の結果はブログやYouTubeなどでは公開されておらず、これにはEdgeがChromiumベースのブラウザに切り替わるというMicrosoftの方針変換が影響しているのではないかと見込まれています。EdgeがEdgeHTMLを切り捨て、Chromeと同じChromiumベースのブラウザになった場合でもバッテリー効率で優位が保てるのか注目を集めそうです。