Microsoft、バギーな累積アップデートをロールバックし、EdgeのIEタブが固まる不具合を修正

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Microsoftが先日公開したWindows 10とWindows 11用の累積アップデートに、Microsoft EdgeのIEモードのタブが応答しなくなる不具合が含まれていることがわかりました(Neowin)。

不具合はWindows 11用の累積アップデートKB5014019や、Windows 10の累積アップデートKB5014019で導入されたもので、Windows 11の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が追加されています。

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不具合の内容は「KB5014019およびそれ以降のアップデートをインストールすると、サイトがモーダルダイアログボックスを表示したときにMicrosoft EdgeのIEモードのタブが応答しなくなることがある」というもの。モーダルダイアログボックスは、ユーザーがウェブページやアプリの他の部分にアクセスする前に応答する必要があるフォームやダイアログボックスを指します。開発者向けの情報として影響を受けるサイトはwindow.focusを呼び出すとの補則情報が掲載されています。

幸い、この不具合は問題があった修正を個別に無効化する「Known Issue Rollback (KIR)」という仕組みを用いて修正済みで、非管理対象デバイスでは最大24時間で修正が適用される予定です。

企業で管理されているデバイスで不具合が発生した場合、こちらからグループポリシーをインストールして設定することにより、この問題を解決できます。

今回の不具合が影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • ​Client: Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2
  • ​Server: Windows Server 2022
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