MicrosoftがWindows 10 Version 21H1用の累積アップデートKB5005101等で発生していた、アプリが起動しない不具合を修正していたことが分かりました(MSPoweruser)。
不具合はMicrosoft Exploit Protection Export Address Filtering(EAF)を使用しているデバイスに、KB5005101またはそれ以降の更新プログラムをインストールした場合に発生し、アプリケーションが開かない、ファイルが開けない、ログインしようとすると白いウィンドウが表示されるなどの症状が現れます。
Version 21H1以外に、以下のサポート期間中のWindowsが影響を受けます。
- Client: Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2; Windows 10, version 2004; Windows 10, version 1909; Windows 10, version 1809; Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Server: Windows Server 2022; Windows Server, version 20H2; Windows Server, version 2004; Windows Server, version 1909; Windows Server, version 1809; Windows Server 2019
この問題は、KIR(Known Issue Rollback)により対処済みで、コンシューマデバイスおよび非管理対象のビジネスデバイスでは、最大24時間で修正が適用されます。企業の管理対象デバイスの場合、特別なグループポリシーをインストールして構成することで解決できます。
不具合の詳細はこちらで確認可能です。