MicrosoftとGoogleが協力してEdgeのクラッシュを解決

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数日前、Microsoft Edgeのアドレスバーに文字を入力すると、ブラウザがクラッシュするという不具合が発生しました。当初、検索サジェストをオフにする、検索エンジンをGoogleからBingに変更する、InPrivateウィンドウを使用するなどの回避策が提案されましたが、Google側の対応もありとりあえず不具合は解消しています。

今回このクラッシュの原因をMicrosoft Edgeチームが説明し、「Googleをデフォルトの検索エンジンとして設定した状態でアドレスバーに文字を入力した際、検索サジェストJSONの中の認識されないトークン含まれていたため、Edgeブラウザがクラッシュしていた」ことが明らかとなっています。

Our engineers found that an unrecognized token in the search suggestions JSON was causing the Edge browser to crash when typing in the address bar with Google set as the default search engine.

Edge開発チームはGoogleに連絡し、Edgeが影響を受けるような変更を行ったかどうかを調査してくれるように依頼します。Googleの分析の結果、同社がGoole検索サービスにロールアウトした最近の更新が原因であることがわかったため、変更をロールバックして不具合を緩和したというのです。

その後、MicrosoftもEdgeに対する修正を行い、最新の安定版84.0.552.52を使用していることを確認するようユーザーに推奨しています。この問題に対処するBetaおよびDevチャネルのアップデートも今週配信される予定です。

今回クラッシュの直接の引き金になったのはGoogle検索側の変更にあるようですが、なぜ、変更の影響を受けたのがEdgeだけで、ChromiumやChromeには影響がなかったのか不明な点は残ります。

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