Microsoftは現在、チャットボットシステム「Bingチャット」や、プログラマ向けの「GitHub Copilot」、Office向けの「Microsoft 365 Copilot」など各種のAIサービスを展開しています。今回、そのMicrosoftがAI専用の独自チップの開発を4年前から進めていたとの情報が流れています。
The Informationの二人の情報源によると、チップは内部コードネームで「Athena」と呼ばれ、Microsoftは2019年から300人の社員が専任で開発に取り組んでいたとのこと。チップは現在、Microsoftの一部の従業員と、ChatGPTを作成したOpenAIの一部の従業員によってテストされているそうです。
現在、MicrosoftはAIサービスにNVIDIA製のチップを使用しており、自社製のプロセッサを作ることで、よりニーズに合った動作が可能になり、コストも抑えられると指摘されています。
計画では、2024年にAthenaが完成する予定で、Microsoftが今後自社製以外にNVIDIAチップを使い続けるかどうかは不明とされています。
[via Neowin]