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MicrosoftがEdgeブラウザで、「コマンドパレット」と呼ばれる機能の開発を進めていることがわかりました(gHacks)。
コマンドパレットは、Edgeのさまざまな機能をキーをタイプして起動することができる機能です。FirefoxのクイックアクションやChromeのアドレスバーコマンド機能とは異なり、Edgeのコマンドパレットは、キーボードショートカット「Ctrl+Shift+Space」を使って、独自のインターフェイスを呼び出します。
キーボードショートカットを押すと、文字列を入力するためのランチャーがオーバーレイ表示され、文字を入力すると、その文字に対応したコマンドが一覧表示されます。
Microsoftはこの機能を「DevTools command bar」と呼んでいますが、提供されるコマンドは開発に関連したものばかりではありません。例えば、「新しいinPrivateブラウジングウィンドウを開く」「ブラウジングデータをクリアする」「ソースコードを表示する」「拡張機能ストアを開く」「ページを印刷する」「別のプロファイルに切り替える」といった一般ユーザー向けのコマンドも呼び出すことができます。
目次
コマンドパレットを有効にする方法
Microsoft Edgeでコマンドパレットを使用するには以下の手順を実行します。
- Microsoft Edge Canary 105以降を使用する。
- アドレスバーに「edge://flags/#edge-devtools-command-palette」と入力。
- フラグを「Enabled」に変更。
- 再起動する。
これでコマンドパレットが有効になるはずです。
Edgeの各種機能の多くにはすでにショートカットキーが割り当てられており、ショートカットキーを覚えているユーザーにとって「コマンドパレット」のメリットはあまりないかもしれません。しかしそうでないユーザーにとっては各種作業が素早く実行できるようになる可能性があります。