噂は本当だった!!
Microsoftのデジタルノートアプリ「OneNote」が全てのプラットフォームで無償化されました(Office Blog、窓の杜、CNET Japan)。Mac、Windows、Windows Phone、Android、iPad版などあらゆるプラットフォームでネイティブの「OneNote」アプリを無料で利用することができます。
Microsoft OneNote for iPad
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Microsoft OneNote
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Windows版は使ったことがありますが、Mac版はなかったのでさっそくインストールしてみました。
Mac版はMac App Storeからインストール
OneNote for MacはMac App Storeからインストールできます。それ自体は問題ないのですが、互換性がOS X 10.9以降となっている点は要注意かもしれません(10.9=Mavericks)。アプリ名は「Microsoft OneNote」です。
これがメイン画面です。OneNoteの構造は「ノートブック > セクション > ページ」の順に構造化されています。エディタ部の充実はOneNote最大の魅力で、入力したテキストやイメージをノート内で自由に移動して配置することができます。
Mac版はOneDrive使用前提
ノートブックの追加は「ファイル > 新しいノートブック」でできます。これ自体は問題ないのですが…。
どやら作成できるノートはOneDriveと連携するノートだけのようです。Windows版OneNoteでは、新規作成時にローカルノートも作成できるのですが、Mac版ではできない。ノートを開くときも、OneDrive上のノートしか選べない様子。
上はWindowsデスクトップ版OneNoteの画面です。「コンピューター」を選ぶことができて、右側でフォルダを指定することもできます。
まとめ
Mac版でローカルノートが扱えない点はかなり残念ですが、OneDriveを受け入れてしまえばかなり便利に使えそうです。OneNote用のAPIを公開し、多くのサービス、アプリが対応しそうな点も好印象です。例えばFeedlyも早速OneNoteに対応して、ワンクリックで記事を保存できるようになっています。
Evernote / GoogleへOneNoteでどれくらい対抗していけるのか今後も要注目のアプリだと思います。