Microsoftが、Windows 10に内蔵されているメールとカレンダーアプリを置き換える新しいOutlookアプリ「One Outlook」をテストしていることがわかりました(The Verge)。
Microsoft内部では「Monarch」とよばれ、アプリのドキュメントによると「大画面体験のために再設計されたOutlookの新バージョン」であると説明されています。
One Outlookは、従来のOutlookのデスクトップ版(Win32とUWP)、Outlook Web Access(OWA)、macOSのデスクトップクライアント等の置き換え目指して開発が進められているようです。Microsoftのサーバーでアプリの完全なWeb版がホストされていたそうですが、動作させるためにはMicrosoftの内部アカウントが必要だった模様。
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— Richard Hay (@WinObs) January 4, 2021
また、Web版を元にしたデスクトップ版アプリの開発も初期段階にあり、現在は「勇敢なドッグフーダー」のためのものでオフラインモードは実装されていないと、警告されています。
Windows CentralはMicrosoftが2021年中にOne Outlookのプレビューを開始し、2020年中にWindows 10のメールアプリ・カレンダーアプリと置き換える予定だと伝えています。