Microsoftは以前、Windows 10 Fall Creators Updateで非推奨とされるアプリに「ペイント」を含め注目を集めました。その後削除されるのではなく、Microsoft Storeに移動し、無料でダウンロード可能になるだけだと説明が行われていたなか、当面Windows 10に同梱され続けることが明らかとなっています(MSPoweruser)。
現行のWindows 10 Version 1809のペイントには、「製品の警告」という名前のボタンが存在し、クリックすると「ペイントは間もなくMicrosoft Storeに移動されます。移動されても、引き続き無料でダウンロードできます」というメッセージが表示されるのに対し、Windows 10 Version 1903のペイントからは、このボタンが削除されています。
この事実に関して、Windows Insider Program TeamのシニアプログラムマネージャーのBrandon LeBlanc氏は1903にMSPaintは同梱され、当面はWindows 10に含まれ続ける予定だとツイートしています。
Yes, MSPaint will be included in 1903. It'll remain included in Windows 10 for now.
— Brandon LeBlanc (@brandonleblanc) 2019年4月23日
MicrosoftはすでにPaint 3Dという名前の後継アプリを公開していますが、ストアアプリとして作成されたPaint 3Dよりも、オリジナルペイントを支持するユーザーも多数存在し、今回の決定を歓迎するコメントが多く寄せられています。