
Microsoftが、WindowsユーザーにはおなじみのSysinternalsツールの一部を新しくLinuxやmacOS向けに公開しました。今回新たに登場したのは、Linux向けの「Autoruns」とmacOS向けの「Process Explorer」です。
Linux向け「Autoruns」が登場
Autorunsは、Windows環境で長年利用されてきたSysinternalsの代表的なツールの1つです。
システム起動時に自動実行されるプロセスやサービス、ドライバーなどを詳細に確認できるため、不要な常駐プログラムの特定やトラブルシューティングに活用されています。
今回Microsoftは、このAutorunsをLinux向けにネイティブ移植しました。これまでLinuxユーザーは同様の機能を持つ別のツールを利用する必要がありましたが、今後はMicrosoft公式のAutorunsを利用できるようになります。
macOS向け「Process Explorer」も公開
もう1つの注目は、Process ExplorerのmacOS対応です。
Process Explorerは、Windowsのタスクマネージャーをさらに強力にしたようなツールとして知られています。実行中のプロセスをツリー形式で確認できるほか、リソース消費状況やプロセスの詳細情報も把握できます。
今回公開されたmacOS版では、Apple Siliconにも対応しています。高性能コアと高効率コアに関する情報を表示できるなど、Apple独自アーキテクチャを意識した機能も備えているようです。
まとめ
Sysinternalsは長年にわたりWindows管理者の定番ツール集として親しまれてきました。しかし近年のMicrosoftは、LinuxやmacOSへの対応を積極的に進めています。
今回公開されたAutoruns for LinuxとProcess Explorer for macOSは、その流れを象徴する動きと言えます。異なるOSを横断してデバイスを運用・管理する機会が増える中、使い慣れたSysinternalsツールがより幅広い環境で利用できるようになることは、多くのIT管理者にとって大きなメリットになりそうです。
