Microsoftは現在、Windows用に、UWP版のOneNoteアプリ(OneNote for Windows 10)と、デスクトップ版のOneNoteアプリ(もともとOfficeに同梱されていたバージョン)を公開しています。
今年の4月には、二つのアプリを統一するための試みが進められると報じられていた中、ついに既存のWin32版をベースとし、新機能の追加やデザインの改良が行われた新しいOneNoteアプリが、ベータテスター向けに公開され始めたことがわかりました(Windows Latest)。
現在、新しいOneNoteアプリは、Office Insider ProgramのBeta Channelに登録しているユーザーに対して提供されている模様。
新アプリはサイドバーのUIレイアウトが変更され、すべてのセクションやノートブックが表示されるようになっています。またWindows 11のデザイン原則に則ったビジュアルの刷新も行われており、全体に角が丸い表示になっているそうです。その他にも、同期速度の改善や、全体的な軽量化も行われていると指摘されています。
現在、新しいアプリはUWP版で利用できるタッチやペンはサポートしていません。これらの機能が導入され、一般ユーザー向けの展開準備が整えば、新しいOneNOteアプリへの以降案内が、UWP版ユーザーには届き始めることが予想されます。