Microsoftは2021年、Windows 10の後継として「Windows 11」を発表しました。Windows 10は当初、「最後のWindows」とされていたこともあり、新バージョンの登場が大きな注目を集めることになります。
Windows自体の改良は、Windows 11がリリースされてからも止まらず、2022年後半の「22H2」や、その後の「Moment」アップデートによって常に進化を続けていますが、次に大きな変化となるのは2024年後半にリリースが噂されている「Windows 12」かもしれません。
昨年、MicrosoftがWindowsの開発体制を変更し、Windowsのメジャーバージョンのリリースサイクルを3年に戻したと報じられました。このスケジュールによると、2024年の後半には、Windowsの次のメジャーバージョンアップ版としてWindows 12が登場すると見込まれるのです。
2023年秋に登場する「Windows 11 23H2」は、22H2をベースとしたものとなり、新機能が多数追加されたとしても内部的には新しいリリース/マイルストーンとはみなされません。プラットフォームの変更をともなう次のメジャーリリースは2024年のWindows 12となる可能性が高いのです。
Microsoftは先日、Windows Insider ProgramにCanaryチャンネルを新設しました。Canaryチャンネルは「高度な技術を持つユーザーに最適」とされ25xxxのプレビュービルドが公開されていく予定です。
Canaryチャンネルには、Microsoftが内部で十分にテストしておらず、また文書化されていない新機能が導入されることもあると警告されています。Windows 12の新機能が導入されるとすれば、まずこのCanaryチャンネルということになりそうです。