2019年10月、Microsoftは、2画面スマートフォン「Microsoft Surface Duo」と共に、Windows 10Xを搭載した2画面タブレット「Microsoft Surface Neo」を発表しました。
Surface Duoは1年後に発売されたものの、Surface Neoは今に至るまで発売されず、MicrosoftはSurface Neoがキャンセルされたのではなく遅れているだけだと説明します。その後、Windows 10Xがシングルデバイス向けのOSとして方向転換され、Surface Neoがすぐに発表されることはない状況となっているなか、ハードウェアハッカーのCalyx Hikari氏が、このデバイスのプロトタイプを入手し、ハンズオン動画を公開しています(MSPoweruser)。
残念ながらプロトタイプにはスクリーンが搭載されておらず、実際に動作する様子は確認できません。ただしハードウェアのデザインを知ることはでき、USB-Cポートは1つだけで、電源ボタンと音量ボタンがサイドにあることがわかります。指紋認証リーダーは搭載されていないように見え、バッテリーは、1260mAhと2270mAhのデュアルバッテリーシステムとなっている模様です。
Windows 10Xのデュアルススクリーン版の登場は2022年頃といわれており、将来的にSurface Neoがより洗練されたデバイスとして登場することを期待したいと思います。