記事執筆時、Microsoft Edgeの安定版のバージョンはv97で、何か悪いことが起こるかもしれない「v100」が着々と近づいてきています。
バージョン番号の2桁から3桁への移行によってUser-Agent文字列の判定に失敗し、WebサーバーやWebアプリで問題が発生することが懸念されており、Google Chromeでは2021年9月の時点で、v100への準備が始まっていたなか、MicrosoftもGoogleと非常に似た戦略でこの問題に対処しようとしていることがわかりました(Neowin)。
Microsoftは、User-Agentのメジャーバージョンを強制的に100にするフラグと、マイナーバージョンを強制的に100にするフラグを追加し、Webサイトがどのような反応を行うか事前にテストしようとしている模様です。
Microsoft is now also testing if version 100 of Edge will cause problems on websites (just like Google has been doing for some time on Chrome): pic.twitter.com/4lCmgE66Fk
— Leopeva64 (@Leopeva64) January 20, 2022
Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeは、今年中にv100を達成する予定です。Googleは2021年9月に、Mozillaは2021年8月にテストを実施し、Firefoxの開発者はUser-Agentがのバージョン番号が100を超えても問題なさそうだと指摘しています。