Microsoftは現在、WinUI 3のテストを実施しており、最近公開されたプレビュービルドや、アプリのモックアップのスクリーンショットから新しい要素が発見され続けています。今回このWinUIとWindows 10の将来について知ることができる新しいロードマップがGitHubに公開されています(Windows Latest)。
この情報によると、WinUI 3の初期リリースはデスクトップのWin32アプリに焦点が合わせられており、XboxやWindows 10Xを含むその他のデバイスに関しては、ロードマップの後半の実装目標であることがわかります
古いバージョンのWinUIのメンテナンスは続行し、新しいコントロールの開発やサポートが継続します。2021年3月にはWindows 10 Version 1809以降でWinUI 3のサポートが有効となり、開発者は複数のWindows 10のバージョンで同じ体験を提供するアプリを構築できるようになる予定です。
WinUI 3では、ウィンドウの角が丸くなる変更が行われるのに加え、アニメーションGifのサポートや新しいメディアコントロールの導入などさまざまな新機能が追加されます。既存のWindows 10のUIから離れることなく、モダンなFluent Designやアニメーションをアプリに導入することが可能となるのです。
WinUIは、Windows 10 Sun Valley "21H2"アップデートにおいても重要な役割を果たすことになり、Microsoftはスタートメニューやタスクバーで、WinUIコンポーネントを採用し、フローティングUIを実現しているともみこまれています。