教育用オペレーティングシステムとして有名なMINIXがARMに移植されいくつかの開発用ボードで動き始めた事が明らかになりました(Phoronix、FOSDEM 2014のスライド)。
移植されたMINIXのバージョンは3.2.1。BeagleBoard-xMでは、フレームバッファが動くもののネットワークサポートはなし、BeagleBoardでは、フレームバッファは動かないけれども、ネットワークサポートとUSBサポートが動くといった感じらしいです。
まだ完璧な移植とはいえませんが、順調に作業が進めば、完全移植される日も近そうですね。この手の開発用ボードは教育用途で使われることも多いので、MINIXとの相性は良さそうです。スライドにはタネンバウム先生の元気そうなお姿も収められているのでOSマニアはチェックしてみてください。