「無料でIEの表示テストをする方法」という人気エントリーを読んで知ったのですが、無料でIEをテストするための仮想環境(ゲストOSの方)を入手できる「modern.IE」というサイトがあるんですね。
IEを動かすためには当然Windowsも必要なので、ライセンスが気になったのですが、画面下部に「Microsoft. All rights reserved.」とあるので、Microsoft公式サイトみたいです。さすがMicrosoft先生太っ腹。
Parallelsで動かしてみた:ダウンロード編
上記ブログのエントリーではVirutalBox使っていたのすが、確認するとParalles用のvmも準備されてました。さすが…(以下略。
テストOSでMacを選んで、仮想プラットフォームで、Parallelsを選べばIEとWindowsの組み合わせがずらっと表示されます。
「Grab them all with CURL」を選べば、curlを使ったダウンロード方法が表示されるので、これに従いTerminalからダウンロードします。ここではIE10-Win8をダウンロードしてみます。
curl -O "http://virtualization.modern.ie/vhd/IEKitV1_Final/Parallels/OSX/IE10_Win8/IE10.Win8.For.MacParallels.part0{1.sfx,2.rar,3.rar,4.rar,5.rar}"
ダウンロードしたファイルを結合します。
chmod 755 IE10.Win8.For.MacParallels.part01.sfx ./IE10.Win8.For.MacParallels.part01.sfx
成功すれば「ie10 - win8.vm」というParallels用のvmファイルができるはず。
Parallelsで動かしてみた: 実行編
実行すると。
スタート画面がでました。「IEUser」が登録されています。
気になるライセンスですがWindows Editionは「Windows 8 Enterprise Evaluation」でした。右下に、「Windows License valid for 90 days」とあります。ひょっとして90日でライセンスが切れるのかな。気になったのですが、はっきりしたことはわかりませんでした。
まとめ
まじめな話、IE無視のサイトが増えてくるとMicrosoft的に困ることになるので、こういうサイトが提供されているのだと思います。Web開発者はMacを使っている人も多いと思うので、IEの動作確認に便利なんじゃないでしょうか。
WindowsユーザーにとってもWindows / IEのさまざまな組み合わせを維持するのは困難なので利点があると思います。