AI開発者のためのプログラミング言語「Mojo」のMac(Appleシリコン)版が10月19日(現地時間)にリリースされました(公式ブログ)。
Mojoは、Pythonの使いやすさとC言語のパフォーマンスを組み合わせたプログラミング言語で、型の活用や、ゼロコストの抽象化、メモリ安全性、コンパイル時のメタプログラミング、言語に組み込まれたオートチューニング機能などを特徴としています。
将来的にオープンソース化されていく予定であるものの、現在はバイナリだけが公開されていて、9月7日にリリースされたLinux版に続き、今回Mac(Appleシリコン)版がダウンロード可能となりました(IntelベースのMacにMojo をインストールするにはDockerコンテナを使用)。
Mac版のmojoも高速で、matmul.mojoを使って行列の掛け算の例を実行してみたところ、MacBook Pro M2 Maxでは、Pythonの約90,000倍のスピードアップが得られたとのこと。
MacのCPUコアとベクトルユニットを最大限に活用して、高速化を実現しているそうです。
Mojoのダウンロード方法やインストール方法はこちらで確認可能です。
[via Hacker News]