「Moom」は、WitchなどMac用ユーティリティ系アプリの開発で定評のあるMany Tricksが開発したGUIのウィンドウマネージャーアプリ。12月いっぱいセール中で現在半額となっています。今回セールで購入してみて結構よかったので紹介したいと思います。
Moom
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥1,000 → ¥500 (記事公開時)
グリーンボタンを拡張する、ウィンドウの移動/リサイズ強化アプリ。
ウィンドウのリサイズ
Moomの主な機能はウィンドウをリサイズすること。ウィンドウのグリーンボタン(最大化ボタン)にマウスオーバーすると、ポップアップし、「全画面」、「左半分」、「右半分」、「上半分」、「下半分」のアイコンを押すことでウィンドウをリサイズできます。
下にあるグリッドで範囲を指定し、好みのサイズに変更する機能も搭載されています。
設定画面のカスタムタブを使えば、好みのリサイズ方法を登録しておくことも可能です。それぞれの設定にはショートカットキーを割り振ることもできます。
ここで作成したカスタム設定は、Moomのポップアップウィンドウの左上の人アイコンをクリックすることで表示できます。
レイアウト保存機能
もう一つ面白いがウィンドウレイアウトの保存機能です。メニューバーから「Save Window Layout Snaphsot」を押すと、現在起動中のアプリの配置が保存されて、先ほど紹介したカスタム設定として登録されます。
適当な名前を付けておけば、あとからそのレイアウトを再現することができます。
例えばブログを書く時用に、画面左半分に「MarsEdit」を、画面右半分に「Chrome」を表示してレイアウトを保存しておけば、次回はこのレイアウトを呼び出すだけで、同じウィンドウ配置を一瞬で再現できるのです(ただしアプリケーションの起動までは面倒をみてくれません)。マルチディスプレイにも対応しています。
まとめ
ウィンドウの配置を自由自在に操作するウィンドウマネージャーは、SizeUpや、Slateのように、どちらかといえばキーボード主体で操作するものといったイメージがあります。
Moomはマウスで操作できるウィンドウマネージャーとして貴重な存在かもしれません。いろいろなリサイズがマウスひとつで簡単に実行できるほか、グリーンボタンをうっかり押して最大化するのを防ぐ副作用的な効能もあるような気がします。
気になっている方はセール期間中にどうぞ。