オープンソースのメディアプレイヤー「MPlayer」の最新版「MPlayer 1.5」が2月27日(現地時間)に公開されました(Phoronix)。
MPlayerは2000年に開発が始まったオープンソースのメデイアプレイヤーです。その後MPlayer2やMPVといった派生プロジェクト生まれ、MPlayerの人気は下火となっていますが、3年近くの制作期間を経て最新版のMPlayer 1.5の公開に到達しています。
MPlayer 1.5の新機能は以下の通りです。
- X11用OpenGLビデオ出力ドライバで正しいビジュアルが使用されるように。
- ビルトインスキンを同梱し他のスキンをインストールしなくても、GUIを使用できるようになった。
- MPlayer GUIでネイティブ言語の統合が可能となり、LC_MESSAGES / LANG 環境変数を尊重するように。
- MPlayer 1.5 for Arm のコンパイルは、デフォルトでホストCPUのISAと拡張機能用にコンパイルされるようになった。
- macOSのRetinaディスプレイの取り扱いを修正。
- MPlayer GUIで、他のフルスクリーンオプションより短い手段でフルスクリーンを読み込むための -fs コマンドラインオプションがサポートされた。
変更点の詳細はこちらで確認可能です。