米Microsoftは27日(現地時間)、.NET Core 1.0、ASP.NET Core 1.0、Entity Framework Core 1.0のリリースを発表しました(.NET Blog、slashdot、Phoronix)。
.NET Coreはクロスプラットフォームかつオープンソースの.NETプラットフォーム。Webアプリやマイクロサービス、ライブラリ、コンソールアプリケーションなどの作成が可能となります。
目次
インストールしてみる
Windows/Linux/Macそれぞれのプラットフォームにおける.NET Coreのインスト−ル方法は、.NET Coreのホームページに掲載されています。
Macの場合Homebrewを利用してまずopensslをインストールします(link --forceがちょっと嫌な感じですが)
brew update brew install openssl brew link --force openssl
次にオフィシャルインストーラーで.NET Coreをインストールします。インストーラーはPATHの設定まで自動で行ってくれます。 oh-my-zshを利用している場合PATHの設定がうまくいかない場合があるようですが、その場合の対処方法も解説されています。
インストール完了後以下のコマンドで最初のアプリを作成し、実行することができます。
dotnet new dotnet restore dotnet run
「Hello World!」プログラムの実行結果。
Hello World!
作成されたプログラム
using System;
namespace ConsoleApplication
{
public class Program
{
public static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello World!");
}
}
}
実際に確認してみたところやはりopensslがないとエラーで動きませんでした。
なおWindowsの場合本日リリースされたVisual Studio 2015 Update 3と .NET Core Tools for Visual Studioを使って開発することも可能です。