複数の新型iPadが、Apple本社の存在するクパチーノとベイエリア周辺でテストされていることがわかり、噂される新型iPadの発表が近いことをうかがわせる情報として注目を集めています(MacRumors)。
TechCrunchによると、モバイルマーケティング会社Fiksuによって集められたデータの中に、新しいiPadのモデル識別子が含まれていたとのこと。4つの識別子がデータログに含まれていたものの、歴史的にWi-Fiモデルと、Wi-Fi+Cellularが異なる識別子を持つため、4つの新モデルが登場するわけではないと見られています。
見つかったデータと個数の対応は以下の通り
- iPad 7,1 - 17
- iPad 7,2 - 11
- iPad 7,3 - 5
- iPad 7,4 - 10
現行のiPad Proの識別子と似たものであることがわかります。
- 12.9-inch iPad Pro (Wi-Fi) - iPad 6,7
- 12.9 inch iPad Pro (Cellular) - iPad 6,8
- 9.7-inch iPad Pro (Wi-Fi) - iPad 6,3
- 9.7-inch iPad Pro (Cellular) - iPad 6,4
Appleは新型のiPad Proで、ナローベゼルを採用した10.5インチモデルを計画していると考えられているため、新しく見つかったモデル識別子は、10.5インチ/12.9インチiPad Proの存在を示している可能性があります。一方既存の9.7インチモデルは低コストのローエンドモデルとして生まれ変わるとの情報があります。
Fiksuはまた、年月ごとの新型iPadのモデル識別子のカウント数を示すグラフを公開しており、これからも新型iPadのテストがかなり増えていることが分かります。