最近米国で、Nintendo SwitchのJoy-Conの不具合を訴える集団訴訟が起こされました。訴訟はJoy-Conのスティックが誤動作するいわゆる「Joy-Con drift」問題を争う物ですが、これに影響されたものか、米国では、保証期間の切れたJoy-Conであっても無償修理を行うようにとの任天堂の内部文書が出回っていることがわかりました(MSPoweruser)。
VICEが入手した内部文書の一部は以下のような内容とされています。
“Customers will no longer be requested to provide proof of purchase for Joy-Con repairs. Additionally it is not necessary to confirm warranty status. If a customer requests a refund for a previously paid Joy-Con repair […] confirm the prior repair and then issue a refund.”
顧客は、Joy-Con修理のために購入証明を提供するように要求されることはもうありません。 また、保証ステータスを確認する必要はありません。 顧客が以前に支払ったJoy-Con修理の返金を要求した場合[…]以前の修理を確認してから返金します
文書より保証期間が切れたJoy-Conでも無償修理を行うこと、および以前有償で修理を行った顧客に対しては要求された場合は返金処理を行うことがわかります。
ただしこの支持が有効な国は米国だけで、欧州や日本などその他の地域では以前の対応のままである可能性が残されています。