2006年以降、Appleは毎年MacBook Proの新モデルをリリースし続けてきました。MacBook Proは毎年更新されていたこともあり、クリエイターや開発者が使用する最新モデルという印象を持っている方も多いかもしれません。
しかし、今年ついにその連続記録が止まり、19年ぶりに新作の登場が見送られる可能性があるとBloombergは報じています。
もともと次世代MacBook ProとMacBook Airに搭載予定の「M5」チップは、2025年後半の登場が期待されていました。しかし最近の報道では、Appleがこのスケジュールを2026年にずらす方向で検討しているとのこと。理由は明かされていないものの、供給網や製品ロードマップの見直しが背景にあると推測されます。
2024年末にM4搭載MacBook Proが登場し、2025年初頭にはMacBook AirのM4版も発売されています。M5の登場が遅れる影響を受けて、MacBook Proの発売スケジュールが変更されたのかもしれません。
その一方で、AppleはA18 Pro(iPhone 16 Proにも採用)を搭載した廉価版MacBookの投入を模索しているという情報も流れています。こちらは年末または2026年初頭に発表される可能性があり、Macのエコシステムをより幅広い層へ展開する狙いが感じられます。
さらに、来年には折りたたみ式iPhoneのリリースも控えているそうで、Appleの製品展開に変化のときがきているのかもしれません。
[via Neowin]