Apple製品のアナリストMing-Chi Kuo氏は、Appleが2025年末から2026年初頭にかけて、従来のMシリーズプロセッサではなく、iPhone用のチップ「A18 Pro」を搭載した新型のMacBookの生産を開始すると述べています(9to5Mac)。
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) June 30, 2025
新型のデバイスは現行のMacBook Air(999ドル)よりも安価で、13インチのディスプレイを搭載し、シルバー、ピンク、イエローを含むカラフルな筐体オプションが採用される可能性があるとのこと。
A18 Proはマルチコア性能はM4より劣るもののM1チップに匹敵し、シングルコア性能ではM4に近い性能を持っているため、日常作業には十分な処理能力を持っています。価格はまだ不明ですが「大幅な値下げ」が示唆されており、学生やライトユーザー向けの「エントリーモデル」として、Appleがこれまで触れてこなかった999ドル以下の低価格帯ノートPCとなりそうです。
なお、MacRumorsは、昨年夏にApple Intelligenceに関連するバックエンドコードでこのデバイスの証拠を初めて発見し、その後A18 Proチップの使用を確認したと主張。マシンは「Mac17,1」という識別子を採用しているそうです。
ただ安いだけではなく、「Macらしさ」を保てるかどうかが成功の鍵になりそうです。