Microsoftが2024年の後半に、Windowsのメジャーバージョンアップ版「Windows 12」をリリースするのではないかとの噂が有力です。Microsoftの内部でOSのリリース計画が変更され、3年毎にメジャーバージョンアップ版がリリースされるようになったと噂されており、このサイクルによると、2024年後半がWindowsのメジャーバージョンアップの年にあたるからです。
しかし今回、Windows 12が2024年中にリリースされず、Windows 11の大規模アップデートが行われる可能性があるとWindows CentralのZac Bowden氏が伝えていることがわかりました。
このレポートによると、Microsoftは現在、コードネーム「Hudson Valley」と呼ばれるWindowsの次期メジャーバージョンを開発中で、これは「Windows 11 Version 24H2(2024 Update)として、今年後半に出荷される見込みとのことです。
昨年の23H2とは異なり、24H2はパフォーマンスとセキュリティの改良のほか、新機能を多く搭載したより大規模なアップデートになると見込まれています。
24H2は次世代のAI体験に重点を置いたアップデートとなり、アプリや検索などの生産性を向上させる、より進化したCopilotが搭載されるみこみです。。その他にも7-ZipやTARアーカイブの作成機能、新しい省エネモード、スナップレイアウトの提案機能など、これまでWindows Insider Programでテストされてきた各種新機能が搭載されると予想されています。
24H2のリリースは2024後半となりますが、Microsoftが計画している「AI PC」は24H2をプリインストールした状態でそれよりも前に販売が開始になると考えられます。
現時点で次世代OSの名前が何になるのか、Microsoftからの情報はありません。しかしAI関連の新機能が焦点となることは間違いないと思われています。