プログラマーやデザイナーなど、長時間モニターを使用している方は日常的に目の疲労に悩まされているかもしれません。macOSには夜間自動的に色温度が変わる「Night Shift」が導入されていますが、これでもまだ不十分だという方もいるでしょう。
本日紹介する「Nocturnal」はそのような方のために開発された目のストレスを軽減するためのMac用メニューバーアプリです。
Nocturnalを利用すれば、画面の表示を標準では設定できないぐらいにまで暗くしたり、暖色系の色に変更することで、自分好みの環境を作り出すことができます。
以下使用方法を説明します。
目次
Nocturnal
NocturnalはSwift製のオープンソースツールです。実行にはmacOS Catalina以降を搭載し、Night Shiftに対応したMacが必要となります。
GitHubのリリースページから最新のzipファイルをダウンロードして展開します。アプリは公証されていないため右クリックから実行します。
メニューバーに表示されたアイコンをクリックすると以下のようなメニューが表示されます。
「Dimness」のスライダーを右に動かすと画面が暗くなります。「Night Shift」のスライダーを右に動かすと画面の色が暖色系に変わっていきます。二つのスライダーを調整して自分好みの設定を見つけましょう。
「Disable…」で始まるメニューは一定時間終了後自動でNocturnalを無効にするためのものです。「Preferences」では自動起動を設定可能です。
まとめ
Nocturnalを使用すれば、Macのディスプレイの表示を自分好みに変更することができます。標準で可能な範囲を超えて暗くしたり暖色にしたりしたい場合に利用すると便利です。