Windows用グラフィックカードの世界では、IntelやAMD、Nvidiaなどのメーカが熾烈な争いを繰り広げています。
競争はハードウェアだけではなく、グラフィックカードを動作させるためのグラフィックドライバの世界でも行われており、例えばIntelは、最新のArcドライバーでゲームのパフォーマンスが大幅に向上したとアピールし、AMDも最新のドライバーでDirectX 11とOpenGLの性能が大幅に向上したと主張しています。
NvidiaもWHQL認証ドライバーのリリース頻度がIntelやAMDと比較して優れており、サポートされるゲームの数が多いことを誇示していましたが、このNvidiaのドライバ開発が次の段階へ進むことになるかもしれない取り組みが行われていることがわかりました(Neowin)。
CapFrameXは、Nvidiaがディスプレイドライバの最適化プロセスにAIを統合することに取り組んでいると伝えています。新しい最適化プロセスを利用したドライバは、今年の第1四半期にリリースされるとされ、平均10%、最大30%の改善をもたらす可能性があるとのことです。
[Rumor] Nvidia is working on AI optimized drivers. Release maybe this year (Q1).
▶️ Up to 30% more performance
▶️ Average improvement ~10%
▶️ No info about specific genTake this with a grain of salt. If true Nvidia drivers will be real "fine wine". pic.twitter.com/QGTUL9iK7N
— CapFrameX (@CapFrameX) January 8, 2023
この情報は未確認であるものの、AI技術の利用は最近のトレンドであり、Stable Diffusion(画像生成)やChatGPT(チャットボット)など新世代のAI活用サービスが次々と公開されている今、真実味がある情報だと言えそうです。