コンピューターを長く使っていると、いつの間にかストレージの空き容量がなくなり焦ってしまうことがあります。
さまざまな原因が考えられますが、巨大な一時ファイルが作成されていたり、大きなファイルをダウンロードしたまま忘れていたりなど、サイズの大きなファイルがストレージ上にどこかに存在するのが原因ということが多いかもしれません。
本日紹介する「OmniDiskSweeper」は、そのような巨大ファイルを発見し削除することができるディスクユーティリティです。
OmniFocusなどで有名なOmniGroupが公開しているフリーソフトなので、動作の確実性にも信頼が持てそうです。
以下使用法をご紹介。
OmniDiskSweeperの使用法
公式サイトからdmgファイルをダウンロードしてインストールします。macOSのバージョンごとにファイルが異なっていて、macOS 10.12以降の場合「Download」ボタンをクリックすることで対応するdmgファイルをダウンロードできます。
使用許諾を受け入れ、中に含まれるOmniDiskSweeper.appをアプリケーションフォルダにコピーしてから実行します。
最初は以下のようなウィンドウが表示されます。
調査したいドライブを選択するとサイズの調査が始まります。調査が完全に終わるまで待たなくても操作できるので、巨大なディスクでざっと確認したい場合にも便利そうです。
容量の大きなフォルダを選択し、中を開いていくと大きなファイルが何なのかを確認できます。不要なファイルの場合そのファイルを選択した後、画面左上の「Trash」アイコンをクリックすれば削除できます。
ただしここで気をつけないといけないのはOmniDiskSweeperがそのファイルを削除して安全かどうかまではチェックしないことです。macOSの動作に必要なファイルを削除してしまうとOSが正しく動作しなくなるなどの不具合が発生する可能性もあります。削除する場合、事前に十分確認してから実行するようにしてください。
まとめ
OmniDiskSweeperを利用すれば、macOS上に存在する巨大なファイルを発見することができます。ファイル削除の安全性までは保証されていませんが、ディスクの空き容量に余裕のない方におすすめのアプリです。