現在のソフトウェアプロジェクトでは、ロゴやアイコンのデザインなど、見た目に関する部分も重要な意味をもってきていますが、立ち上がったばかりのプロジェクトでは、なかなかデザインの部分までは手が回らないという事も多いと思います。
本日紹介する「OPEN LOGOS」は、そのような開発者の助けにになるオープンソースプロジェクトのためのロゴ提供サイトです。
デザイナーのAras Atasaygin氏によって始められたプロジェクトで、ルールに従って一つのオープンソースプロジェクトごとに一つのロゴの独占的使用権を提供するユニークな試みです。
目次
ロゴ獲得のルール
サイトによると以下のようなルールに従ってロゴを要求することができる模様です。
- ロゴを要求するためにはアクティブなオープンソースプロジェクトが必要。
- 1つのロゴは1つのプロジェクトにだけ与えられる。そのプロジェクトは、ロゴのすべての独占的権利を有する。
- すべてのロゴにはgithubのissueが1つ存在し、プロジェクトを紹介してロゴを要求できる。
- コミュニティはコメントをupvoteできる。他のプロジェクトも紹介しupvoteすることができる。
- 7月1日から1日ごとに1個、upvoteの数に基づき月が終わるまでロゴを提供する
例えば公開されている「morning」というロゴにはissueが割り当てられていて、ロゴを使用したいオープンソースプロジェクトの運営者からの要求が書き込まれています。
無料素材と異なり、うまくいけばプロジェクトでオンリーワンのロゴが利用できる可能性がある興味深い試みです。オープンソースプロジェクトを運営していて、しっくりくるロゴを探しているという方は、ロゴゲットを目指してみてはいかがでしょうか。