OpenSSH開発チームは3日、SSHプロトコル2.0完全互換のSSH実装「Open SSH」の最新版v7.6をリリースしました(リリースノート、Hacker News)。
v7.6は既存の設定に影響を及ぼす多数の変更を含み、例えばSSHプロトコルv1やhmac-ripemd160 MAC、arcfour、blowfish、CAST暗号のサポートが削除されています。
新機能としては、sshに対し、設定ファイルでリモートでコマンドを実行できるRemoteCommandオプションの追加や、リバースダイナミックフォワーディング機能の追加、sshdに対するExposeAuthInfoオプションの追加などがリストアップされています。
その他セキュリティ関連の修正や不具合の修正も行われています。
古いプロトコルや暗号の削除は、以前から予告されていたことですが、既存の環境に影響するかどうか導入前に十分な調査が必要かもしれません。