「OS.js」はJavaScriptで作られたCloud/Webデスクトッププラットフォームです。画像の様にブラウザ内でさまざまなアプリケーションをデスクトップ風に実行可能で、実際にデモサイトで動作を確認することもできます。
リアル環境のように高速に動作するWebデスクトップや、Google Drive、Dropbox、OneDriveといったクラウドストレージ上のファイルにアクセスできる仮想ファイルシステムを持ち、ファイルマネージャーやミュージックプレイヤー、動画プレイヤー、画像ビューアー、エディタ、計算機などさまざまなアプリケーションを使用することができます。
もともと存在するアプリケーションを利用するだけでなく、OS.jsの提供するAPIを利用して環境をカスタマイズしたり、自作のアプリケーションを作成することもできます。
インストール
通常の手順でOS.jsを実行する場合、サーバーソフトをインストールする必要があります(ビルド方法によってはスタンドアロン実行も可能とのこと)。
UNIX系OSでは「curl -sS http://os.js.org/installer | sh」によってカレントディレクトリ以下に必要なソフトウェアがインストールされます。ただしnpm/node環境を事前に準備しておく必要があります
インストール後「./bin/start-dist.sh」によってサーバーを起動します。
「http://localhost:8000」にアクセスするとOebデスクトップ環境にアクセスすることができます。左上のアイコンをクリックしていろいろなアプリを起動することができます!
Windowsの場合や、手動でインストールを行いたい場合など詳細な手順はインストールドキュメントを参照してください。
まとめ
Webアプリケーションをデスクトップ風に実行する必要があるのかどうが、実用面では議論の余地がありそうですが、見た目のインパクトは絶大です。Hacker Newsでも話題になり多くのコメントが寄せられています。興味を持たれた方は試してみてはいかがでしょうか。