Apple、「OS X Yosemite 10.10.2」正式版をリリース - Wi-Fi問題に完全決着か?

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Yosemite

Appleは本日、OS X Yosemiteの最新安定版「OS X Yosemite 10.10.2」をリリースしました(MacRumors)。YosemiteユーザーはMac App Store経由で更新することができます。

App Store

OS X 10.10.2は作年11月にベータテストが始まり、先週6番目のベータがリリースされるまで長期間にわたってテストされていたもの。今バージョンでは、長い間問題が報告されていたWi-Fiの接続問題や、多くのセキュリティに関する脆弱性が修正された待望の新バージョンです。

目次

待望の新バージョン

リリースノートによると10.10.2の変更点は以下の通りです。

  • Wi-Fi が接続解除される問題が解決されます
  • Web ページの読み込みが遅くなる問題が解決されます
  • “メール"の環境設定でリモートコンテンツの読み込みを無効にした場合、Spotlight ではメールのリモートコンテンツが読み込まれてしまう問題が修正されます
  • Bluetooth ヘッドフォンを使用しているときのオーディオとビデオの同期が改善されます
  • Time Machine で iCloud Drive をブラウズする機能が追加されます
  • VoiceOver 読み上げのパフォーマンスが向上します
  • Web ページでテキストを入力するときに VoiceOver が文字をエコーする問題が解決されます
  • 入力プログラムの言語が突然切り替わる問題が解決されます
  • Safari の安定性とセキュリティが向上します

リリースノートでは触れられていませんが、Thunderboltのファームウェアに関連した脆弱性「Thunderstrike」の修正や、GoogleのProject Zeroによって報告された脆弱性も修正されているものと思われます(セキュリティに関する修正の詳細は現時点ではまだ公開されていません)。

個人的には、MacBookからスリープから定期的に復帰する問題が解決されていることに期待しています。

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