「オシロスコープ」とは、時間の変化とともに変化する電圧の様子をグラフ化する測定機器。学校の実験などで使った事がある方も多いかもしれません。この全くゲームとは関係なさそうな機械であるオシロスコープの上で、FPSゲーム「Quake」を動かすこに成功した人物が登場し、驚きをもって迎えられています(Quake on an oscilloscope、The Verge、Hacker News)。
作成者のプログラマーPekka Väänänen氏は、Hitachi V-422という種類のオシロスコープを使用し、実際にプレイ可能なQuakeを実装。Mushroomsや、Youscopeのようなデモをみて、Quakeをオシロスコープで動かすことを思いついたそうで、まず始めはオシロスコープで単純なラインを描画するところから作業を始め、最終的にQuakeの実装を成し遂げることに成功しました。
既存の問題としてパフォーマンス上の問題や、ノイズの問題(解決したらしいけど)を挙げており、さらなる改良にも余年がありません。
動画を見るとSFっぽくてなかなかカッコイイです。