Parallelsは本日、Mac用の定番仮想化ソフト「Parallels Desktop」の最新版「Parallels Desktop 10」を正式に発表しました(iDownloadBlog、PC Watch)。
Parallels 8 / 9の既存ユーザーは49.99ドル(日本円では5300円)で本日よりアップグレード版をダウンロード購入可能。新規ユーザー向けのパッケージは8500円で、26日から購入可能となります。昨年販売された優待版についての記述は今のところ特にみあたりません。
Parallels Desktop 10の主な変更点は以下の通り。
- OS X Yosemiteの統合。iCloud DriveやiPhoto Libraryのサポート。
- Windowsでドキュメントを開く速度が48%高速化。
- Office 2013の起動速度が50%高速化。
- バッテリー持続時間が30%改善。
- 仮想マシンのMacのメモリ消費量が10%少なくなる。
- Parallels Control CenterでParallels Desktopの設定を集中的に管理できる。
仮想化ソフトの技術も成熟してきているので、黎明期のバージョンアップ時の様な劇的なパフォーマンスの向上はのぞめないかもしれませんが、それでも様々な機能が追加されていることがわかります。