Microsoftが開発を進めていたPCメンテナンスツール「PC Manager」が、Microsoft Store経由でダウンロード可能となっていることがわかりました。
PC Managerは、Microsoftの中国部門の発案によるもので、最初のバージョン/Webサイトは中国語で提供されていました。現在は米国や日本など、世界各地でWindows 11/10環境からMicrosoft Store経由で入手可能となっていて、開発が一般提供可能なレベルまで進展したことがうかがえます。
PC Managerは、Windowsに内蔵されている機能に、追加のツールを組み合わせたシステムメンテナンス用のアプリケーションです。最新版ではフローティングツールバーが表示可能となり、必要な機能をすぐに呼び出せるように改良されています。
PC Managerの各機能はサイドメニューから呼び出すことができます。
▲「Home」からアクセスできる「PC boost」は空きメモリを増やし、不要ファイルを削除してシステムを高速化することができる機能です。
▲「Protection」ではセキュリティ機能や、Windows Update、ブラウザの設定変更、各種修復機能を呼び出すことができます。
▲「Storage」では、ディスクのクリーンアップを実行することができます。
▲「Apps」では、実行中のプロセスの管理や、自動起動アプリの管理を行うことができます。
▲「Toolbox」では、スクリーンショットや録音、メモ帳、計算機などWindowsの各種便利機能を呼び出すことができます。「Show toolbar on the desktop」のトグルをオンにするとフローティングツールバーを表示することができます。
サードパーティ製のシステムメンテナンスツールの中には動作が怪しく、使用が推奨されないものもありますが、Microsoft製のツールならばその点は安心することができそうです。
[via Windows Latest]