ReaddleのPDF閲覧・アノテーションアプリ「PDF Expert」のiOS版、Mac版がそれぞれアップデートしました(公式ブログ、iDownloadBlog)。
最新版ではiOS版で開いているドキュメントをMac版でシームレスに共有できる新たな同期機能「Readdle Transfer」が搭載されたほか(逆も可能)、iOS版はApple PencilやiPad Proといった最新デバイスへの対応が行われています。
PDF Expert 5 - フォーム入力、注釈づけ、署名記入
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,200
コメントを入れることも可能な多機能PDFアプリ。
PDF Expert by Readdle
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥7,400
iOS版も人気の「PDF Expert」のMac版。
iOS版のPDF Expertは9.7インチ版のiPad Proを完全にサポートし、指でスワイプしてApple Pencilを使ってアノテーションを追加する作業が自然に、素早く実行可能になっています。
またiOS版、Mac版双方に追加された「Readdle Transfer」機能は、iPhoneやiPadで編集しているPDFをMacにシームレスに転送することができる新たな同期機能です。同じLAN内に接続されているデバイス間だけで有効な機能で、iOS側の変更がMac側に反映されるだけでなく、Mac側の変更をiOS側に反映することも可能となっています。
Readdle Transferを使ってみた
早速アプリをアップデートしてReaddle Transferを試してみました。
iOS / Mac双方でPDF Expert起動し、iOSアプリ側でドキュメントを開くと、Macアプリの上部に、iOSデバイスを表すアイコンが表示されます。
▲アイコンをタップしドキュメントを選ぶと、iOSデバイスで開いているドキュメントがネットワーク経由で転送されてきて、Mac側で閲覧できるようになります。
▲またiOSアプリ側でアノテーションを追加すると、Mac側で変更が検出され、リロードすることで変更内容を取り込むことができます。
iOS / Macアプリ両方を使って作業している方にとっては便利な機能となりそうです。
新機能をわかりやすく紹介する動画も公開されています。こちらもどうぞ。
Readdle's PDF Expert adds Apple Pencil & File Transfer from Readdle Inc. on Vimeo.