Raspberry Piを購入後、OSのインストール自体は簡単に完了したものの、無線LANがうまく認識せず(というか不安定だった)、長い間放置していました。有線LAN接続だとケーブルの取り回しがめんどうで起動するのもつい億劫になってしまいがちなんですよね。
このままお蔵入りになってしまいそうな気配が漂っていたのですが、最近、無線LAN接続が不安定なのは、無線LANアダプタの消費電力が大きすぎるのが原因ではないかと気付き、PLANEXの「GW-USNANO2A」を使ってみたところ、見事安定して接続できるようになりました。
Raspberry Pi用の無線LANアダプタを探している場合、「GW-USNANO2A」結構おすすめかもしれません。
消費電力が少ない
以前Raspberry Piで使っていたのは、BUFFALOの WLI-UC-GNM2。これは最大消費電力2.5W。
対して、GW-USNANO2Aは、最大約 1.3Wです。単純計算で1.2Wも消費電力が少ないので、電源周りが弱いRaspberry Piにピッタリの無線LANアダプタかもしれません。
GW-USNANO2Aを認識させるのに、特別なドライバーをインストールする必要はなく、デスクトップからWiFi Configを起動してScanし直すだけで大丈夫でした。
sshの設定さえしておけば、モバイルバッテリーと組み合わせて夢のヘッドレス運用も可能です。vncserverを入れておけばGUIも使えますし。Raspberry Pi用の無線LANアダプタ問題で悩んでいる方は参考にしていただければと思います(ただし、GW-USNANO2Aでも起動中に抜き差しすると再起動する問題は解決しませんでした)。