Microsoftは先月、クロスプラットフォームで動作する「PowerShell Core」の次期バージョンが「PowerShell 7」になることを発表しました。これに続き5月30日(現地時間)に「PowerShell 7」の初のプレビュー版が公開されています(公式ブログ、MSPoweruser)。
PowerShell 7のプレビュー版には、6.2 GAリリースに間に合わなかったいくつかの機能が含まれているほか、.NET Core 2.1から.NET Core 3.0への移行が行われています。これによりWindows環境ではWPFやWinFormsといった新しいAPIが利用可能となっています。
PowerShell 7の大きな目標は、Windows PowerShell 5.1を置き換えることで、PowerShellチームはWindowsチームと協力して、PowerShell 7と連携するようにモジュールの検証と更新を行うとのこと。PowerShell 7とともにさまざまなWindows PowerShellモジュールを使用するには、最新のWindows 10ビルドを使用する必要があるとのことです。
PowerShell 7のプレビュー版は、Windows/macOS/各種Linuxディストリビューションに対応しており、インストーラーをGitHubからダウンロードすることができます。