MicrosoftのWindows 11/10用生産性向上ツール「PowerToys」に、画像に含まれる文字情報をテキストとして抽出することができる「PowerToys OCR」と呼ばれる新しいユーティリティが追加されることになるのかもしれません。
PowerToys OCRは、Joseph Finney氏によって開発が進められており、7月4日にPowerOCRプログラムのプルリクエストがオープンされています。同氏が開発したText Grabアプリをベースにしていて、他のボランティア開発者やMicrosoft社員の協力により、PowerOCRの開発は急速に進行しています。
PowerOCRでは、マウスを使って画像を選択すると、見つかった文字情報が自動的にテキストに変換され、Windowsのクリップボードにコピーされます。内部的に、MicrosoftのWindows.Media.Ocr APIを使って画像内のテキストを変換しています。
PowerOCRほぼ完成していて、現在はプロジェクトのレビューと最終確認が行われている段階です。リリース日は不明であるものの、完成度の高さから今後数ヶ月の間に正式に公開される可能性があります。