Windows 11/10用の生産性向上ツール「PowerToys」に、Windowsの設定を自動化するための新しいツール「Settings Scheduler(設定スケジューラー)」が追加される可能性があることがわかりました(Neowin)。
このモジュールは、タイマーやカスタムスケジュールに基づいて、Windowsの設定変更をスケジュールする方法を提供するものです。例えば、ダークモードとライトモードを切り替えたり、Wi-Fiをオフにしたり、音量をミュートにしたりといった設定を自動化することができます。
Windowsでは、Power Automateやタスクスケジューラーを使って同種のことは可能ですが、経験の浅いユーザーにとっては難易度が高い作業となります。開発者のJoe Finney氏は、プロセスを簡素化し、より使いやすいツールを提供したいと考えています。
また、特定のWi-Fiネットワークや場所、その他のパラメータを検出し、職場や自宅、その他の環境に合わせて設定を調整できるようにするなど、設定スケジューラーにもっと高度なトリガーやシナリオを実装することも計画されています。
ただし今のところ、PowerToys Settings Schedulerはアイデアの段階であり、実際に開発が行われるのかどうかは明らかになっていません。
PowerToysに今後追加予定の機能としては、さまざまなファイルのテンプレートを作成することができる「New+」や、ファイルに対するさまざまなタスクを実行出来る「アクションメニュー」、Sysinternalsに含まれていた「ZoomIt」などがあります。
タイトル | PowerToys | |
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公式サイト | https://github.com/microsoft/PowerToys | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7650-power-toys | |
説明 | Microsoftによるパワフルな生産性向上ユーティリティ集。 |