Microsoftは本日、Windows 10用のオープンソースの生産性向上ツール「PowerToys」の最新版「PowerToys v0.35.0」をリリースしました(Neowin)。最新版ではFancyZoneのレイアウトを素早く変更するためのキーボードショートカットの追加など、いくつかの新機能が追加されています。
ビデオ会議のミュートツールはまだこのリリースに含まれていませんが、DirectShowへの移行作業を終え、メインの開発ブランチに移行するための準備が進められています。来週の公開が予定されている実験的なリリースv0.36のフィードバックを待ち、安定版に導入される予定です。
FancyZonesにカスタムレイアウトを切り替えることができるホットキーが追加されたほか、PowerToys Runには、ランチャーウィンドウを表示する場所を指定できる機能の追加や、Visual Studio Codeのワークスペースを開くことができる新しいプラグインの追加などが行われています。
なお次の安定版であるv0.37からはWindows 10 Version 1903以降が必要になることが明らかになりました。現行バージョンは1903が推奨ですが、1803で実行することができました。ただしWinUI 3移行後再び古いバージョンをサポートする可能性もあるとのことです。