検索サービスや各種SNSなど、現代の生活にインターネットは切っても切れない存在となっています。インターネット上で提供されているこれらのサービスは、基本無料で利用できるものが多いのですが、ユーザーは何を代償として差し出しているのかよく考えたほうが良いかもしれません。
本日紹介する「Privacy Respecting」は、一般的に有名なサービスやソフトウェアに対し、よりプライバシーを重視したい場合の選択肢を提案するキュレーションリストです。
リストを作成したNikita Voloboev氏は、「無料」のサービスが個人のデータやプライバシーを収集し利用することに警告を発し、代替となるものを提案するとリストの意義を説明します。
同リストでは、検索エンジン、SNS、メッセンジャー、メッセンジャー、クラウドストレージ、Email、OS、ブラウザ、AIアシスタントなどのジャンル毎に「製品」と「代替品」をリストアップしています。
例えばSNSでは「製品」としてFacebookやInstagramがあげられ、「代替品」には一時大ブームとなったMastodonなどそれ以外のソフトウェア・サービスが含まれていることがわかります。
「製品」と「代替品」に関する同氏の主張が完全に正しいものと証明できるものではありませんが、いわゆる互換サービスやソフトウェアを探している方にとっても参考にできる情報といえそうです。なおリストに関する議論がHacker Newsで繰り広げられています。分類に疑問を持った方はこちらを参考にするとより広い視点から評価を下すことができるかもしれません。