状況と場合に応じて複数のプログラミング言語を使い分けている開発者の方は多いと思います。
ただしそのような方の中にも、慣れたプログラミング言語では簡単に書ける処理が、他の言語で即座に思い出せず、毎回インターネットで調べ直しているという方はいるかもしれません。
本日紹介する「Programming-Idioms」はそのような方に役立つ開発者向けサイトです。
ソフトウェア工学の世界では、アルゴリズムやノウハウ、Tips、パターンを集めたものが「プログラミングイディオム」と呼ばれています。このサイトではさまざまな処理を、複数の言語でどのように書けばよいのか比較できる形式でイディオムを探し出すことができるようになっています。
なおコンテンツはありのままで提供されていて、実装の品質や貢献者の身元についての保証は行われていません。
Programming-Idiomsの使用方法
Programming-Idiomsのトップサイトではワードを指定してイディオムを検索することができます。
例えば「list」で検索すると以下のような結果が表示されます。
▲「リストの最後の要素を取得する方法」や「リストをシャッフルする方法」などリストに関連したさまざまなイディオムが表示されます。
この中の「iterate over list values(リスト値の反復処理)」の内容は以下のようになっています。
▲プログラミング言語を指定するとその言語での実装方法が表示されます。同じ言語が二つ存在する場合、別の実装方法が存在することを意味しています。
また「About」から全てのイディオムを閲覧することもできます。
「All idioms」では全てのイディオムを一覧表示できるほか、「Language coverage」ではイディオムをどのプログラミング言語がカバーしているのかマトリックス形式で確認可能です。
まとめ
Programming-Idiomsはさまざまなプログラミング言語のイディオムをまとめて確認できるサイトです。複数のプログラミング言語を使い分けて開発を行っている方におすすめのサイトです。