PuTTY開発者Simon Tatham氏は7月25日(現地時間)、Windows用のターミナルエミュレーターソフト「PuTTY」の最新版「PuTTY 0.65」をリリースしました(アナウンス)。現在公式サイトより最新版のWindows用実行ファイルをダウンロードすることができます。
目次
PuTTY 0.65の新機能
バージョン0.65はバグフィックスリリースで、主な修正点は以下の通りです。
- Windows Vistaのディスプレイテーマによって、設定ダイアログが非表示状態になっていた不具合の修正。
- サーバーが大量データを送信してきた際、PuTTYのGUIウィンドウが無反応になっていた不具合の修正(以前修正済みのものが0.64で再現していたため再度修正)。
- バッチモードスクリプトでコマンドが失敗した際、PSFTPが失敗状態で終了するうように変更。
- SSH接続でまれにクラッシュする問題の修正。
- 不正なターミナルクエリーコードにマイナス記号を含む無効なエスケープシーケンスで返信していた問題の修正。
PuTTYのイベントログ機能の強化や、パフォーマンスの改良といった新機能も少しですが追加されています。
またこれに追随してPuTTYの派生ビルド版も更新されています(PuTTY-ranvis、ICE IV + putty)。利用者の方はこちらもご確認ください。