パフォーマンスの大幅な改善をもたらすことが期待されている「Python 3.11」のリリースが、最悪の場合12月まで遅れる可能性があることがわかりました(Phoronix)。
Python 3.11のリリースに関するステータスが発表され、来週中に安定性が改善されない場合、最終リリースが12月まで延期される可能性があるのとことです。
Python 3.11の次のベータ版(3.11.0b4)に関してもまだリリースできない状態で、存在するリリースブロッカーを修正した後になる見込みです。リリースの妨げとなっているリリースブロッカーには、パフォーマンスの問題や、クラッシュの問題が含まれており、詳細はGitHub(1、2)で確認可能です。
Python 3.11は10月3日頃にリリースされる予定ですが、すでにリリーススケジュールから3週間遅れています。タイミングによっては、秋にリリースされるLinuxディストリビューション(Fedora 37等)は、Python 3.11ではなく、Python 3.10を搭載する必要がでてきます。