現在世界的に人気の高いプログラミング言語「Python」がMicrosoft Storeからダウンロード可能になったことがわかりました(Softpedia、Neowin)。
Microsoft Storeで公開されたPythonはのバージョンは「3.7」で、Windows 10のバージョンは17763.0以降が必要となっています。
公式ドキュメントによると、現状のMicrosoft Store版パッケージは「不安定」と見なされていて、主な用途としては「学生などが使用するインタラクティブな用途」が想定されています。
また既知の不具合として以下のような項目がリストアップされています。
- py.exeはMicrosoftストアからインストールされたPythonを起動するために使用できない。
- Microsoftストアアプリの制限により、PythonスクリプトはTEMPやレジストリなどの共有の場所へのフル書き込みアクセス権を持っていない場合がある。代わりにプライベートコピー領域に書き込む。スクリプトで共有の場所を変更する必要がある場合は、フルインストーラー版をインストールする必要がある。
これらの制限以外は概ね通常のPythonとして利用可能で、インストールした後コマンドプロンプトやPowerShellから利用することができます。仮想環境も"python -m venv"で管理可能とのことです。
本格的な開発作業を行う場合は、通常版Pythonをインストールした方が良さそうですが、 学習用や入門用としてはMicrosoft Store版も便利そうです。