Rails開発者のDavid Heinemeier Hansson(dhh)氏は2月25日(現地時間)、Rails 6の2番目のベータである「Rails 6.0.0 beta2」をリリースしたことを発表しました(公式ブログ)。最新版では多くの不具合が修正されたほか、いくつかの細かな新機能が追加されています。
大きな変更点はオートーロードを扱うXavierのZeitwerkライブラリの導入です。実行時に依存関係を解決する方法が変更となるため、従来のコードを書き換えるためのドキュメントが公開されています。
その他の部分はbeta 1とほぼ同じで、Rails 6に関する変更点の詳細は以前のリリースノートで確認することができます。
Rails 6.0の正式版が4月30日に公開されるというリリーススケジュールに変更はなく、beta 2はすでに十分安定しているため、中級ユーザーはRails 5.2.xではなくRails 6を使用して新規プロジェクトを立ち上げることが推奨されています。BasecampとShopifyはすでにRails 6.0.0.beta2を使用しているとのこと。